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株主優待 株式投資

トヨタ自動車が株主優待制度を導入

みんな大好き株主優待。私の株主優待に対するスタンスとメリットデメリットお伝えします。

トヨタ自動車が新たに株主優待制度を導入しました。​朝日新聞

私は優待目的でトヨタ自動車の株式を買いません。

目次

  1. 株主優待制度に対するスタンス
    1. 基本、株主優待はオマケ。その分配当は株価へ反映して欲しい
    2. 優待目的で買うなら、自分が普段使っている物やサービスに関連するものがベター
    3. 株主優待を得るために必要な金額と株主優待で得られるものは釣り合っているか検討すべし
    4. 株主優待は一定時点で保有していなければならない。その時に株価の下落に耐えられるか
  2. 株主優待制度のメリット
  3. 株主優待制度のデメリット
  4. まとめと私が持っている銘柄の優待

株主優待制度に対するスタンス

基本、株主優待はオマケ。その分配当は株価へ反映して欲しい

株主優待は株式投資のオマケです。株主優待と言えど、優待のためにコストを掛けなければいけません。

その分配当や株価を上げるために使って欲しいから。

米国企業だと、配当する代わりに業績を上げるために設備投資等をしたりするのが多いですね。私もこの方針に賛同しています。

優待目的で買うなら、自分が普段使っている物やサービスに関連するものがベター

普段使っている物やサービスに関連する企業が上場していれば、優待を視野に株式を買うのはありですね。

その企業の物やサービスについての良し悪しを知っていますからね。

株主優待を得るために必要な金額と株主優待で得られるものは釣り合っているか検討すべし

上場企業の株式を買うには最低100株以上必要な事が多いです。

単元未満株と言って、1株単位で買える証券会社もありますが、その場合は株主優待は受けられません。

例えば、トヨタ自動車の株価は3/3の終値で2,795円です。100株なら279,500円必要です。

それと貰える優待の価値が釣り合っているか検討は必要でしょう。

株主優待は一定時点で保有していなければならない。その時に株価の下落に耐えられるか

100株持っていれば、株価が100円下がったらマイナス10,000円になります。

それでも、株主優待のために持ち続けられるかどうかを予め考えておく必要はあります。

例えば、ディズニーランドを運営しているオリエンタルランドはパスポート等の優待を貰えるのですが、最近の株価は絶賛大幅下落中。

オリエンタルランドの直近1年のチャートを見てほしい

ここ1年で41%も下落しています。

1年前、株主優待を得るためにオリエンタルランドの株を買った人は約52万円を投じたことになります。

それが今では30万円程まで減っています。損切で売ってなければ、約20万円の含み損ですね。

オリエンタルランドの株主優待は100株だと3年以上保有していないと貰えません。優待で貰えるのは1デーパスポート(7,900~10,900円)

1万円前後の優待のために、20万円の含み損がある状態で、2年持ち続けることができるか疑問です。だったら、普通に買った方がずっと良いですね。

もっとも、これから株価が戻ると確信しているのであれば、持っていても良いと思いますが、株価は読めませんからね。

株主優待制度のメリット

まとめとして、株主優待制度のメリット・デメリットを挙げておきます。

  1. 株主還元の強化: 株主優待を通じて、株主への直接的な利益還元が可能。
  2. 長期保有の促進: 保有期間や株式数に応じた優待内容により、株主が株式を長期保有するインセンティブが働く
  3. ブランドロイヤリティの向上: 関連サービスや製品を優待として提供することで、ブランドへの愛着や理解が深まる。
  4. 新NISA制度への対応: 新たな少額投資非課税制度(NISA)に合わせて優待を設定することで、関心を引きやすくなる。

株主優待制度のデメリット

  1. コスト増加: 優待品の提供や運営に伴うコストが発生し、企業の収益に影響を及ぼす可能性があります。​
  2. 短期的な株価変動: 優待目的の短期的な投資家が増加し、株価の安定性が損なわれるリスクがあります。​
  3. 公平性の課題: 優待内容が特定の株主に有利となる場合、他の株主との間で公平性に関する懸念が生じる可能性があります。​
  4. 優待利用の限定性: 提供される優待が全ての株主にとって有益でない場合、優待の価値が限定的になる可能性があります。​

株主優待制度の導入は、株主との関係強化や投資魅力の向上に寄与する一方で、コストや公平性の観点から慎重な運営が求められます。

まとめと私が持っている銘柄の優待

あくまでも株主優待はオマケとして考え、自分が使っている物やサービスに関連した銘柄を選ぶのがベター。

あと、優待を受けられるための資金と優待の価値とのバランスを考慮したうえで、買った方が良いというのが私のスタンスです。

私が持っている銘柄の100株分の資金と優待

  • ベースフード 約6万円:総額1,500円分のクーポン(500円クーポン×3回分)
  • 楽天グループ 約9万円:毎月30Gのデータ通信が1年間使える
  • キューピーネット 約10万円:QB HOUSE 無料ヘアカット券 1枚
  • サイバーエージェント 約11万円:「ABEMAプレミアム」利用料3ケ月無料クーポン
  • フジHD 約25万円:クオカード1,000円分
  • ホンダ 約14万円:カレンダーとレース等の観戦(抽選)
  • 三菱重工:なし
  • この記事を書いた人

tamsio

氷河期世代の40代。JTCから中小企業へ転職後に精神を病んで早期退職。そのままリタイア生活に突入しました。 リタイアするための方法や生活改善、投資について語っていきます。

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