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転職 退職

転居を伴う転勤に備えておくことの重要性

2025年3月28日

多くの企業では3月が年度末であり、新年度へ向けた人事異動も多いでしょう。
特に転居を伴う転勤は想像以上にストレスだし、人生設計も大きく変わってくる。
異動きっかけに退職検討 強まる「転勤NG」のワケでは望まない勤務地への異動なら、退職を視野に入れる人が6割程度いるとの事。

私が以前勤めていた会社も全国転勤ありで、辞令を拒んだら退職を余儀なくされる会社でした。
似たような会社は多いのではないでしょうか。
一緒に働いていた人の中には転勤を拒否して辞めた人もいます。

意に沿わない転居や転勤があった場合、どうするのかを事前に考えておくことが大切です。
いざ辞令を言い渡された時、すぐに行動できるようにするためです。

目次

  1. 今一度就業規則等の社内規定を確認する
  2. 【辞令はコントール不可】自分にとって最悪のケースを想定する
    1. 転居を伴う転勤ならどうするか考えておく
    2. 持家の購入は転居する前提で考えるのが無難
  3. 【個人の感想】転勤は社内転職
  4. 【選択肢を広げておく】資産形成や転職活動はしておく

今一度就業規則等の社内規定を確認する

就業規則等に転勤に関する事項が記載されているはずですので、今一度読み込みしましょう。
産休から復帰した人や、元々限られた地域のみで雇用されている人は相応の規則が設けられているはずです。
自分に当てはめてみて、転居や転勤の可能性があるかどうかを確認しておく。

【辞令はコントール不可】自分にとって最悪のケースを想定する

部署や事業所が一か所でない場合、常に転勤の可能性はつきまとう。
残念なことに、この転勤の辞令は自分ではコントロールできない。
よって、最悪、行きたくない地域や部署に転勤になったらどうするのかは想定しておくべき。
規模が大きいグループ会社だと、別会社への転籍や出向もありますからね。

中には人事部と定期的に面談があり、個人の事情や希望の部署を人事に伝えても、なかなか叶わないです。
会社としては、みんなの希望を聞いていたら立ち行かないわけで・・・

私の場合は、転居とか転勤になる前に辞めてしまおうと思って辞めましたけど。
転勤などのリスクを考慮して辞めた記事を貼っておきます。

転居を伴う転勤ならどうするか考えておく

もし、転居をすることになった場合どうするかは考えておくなり、配偶者等の親族やパートナ等と話し合っておくべき。
配偶者や子供と一緒に引越せないのであれば、単身赴任にする等・・・
独身なら問題ないと思われるかもしれないが、年齢によっては親の面倒を見ないと行けなかったりもする。
各人で事情は異なるので、転居することで支障がないかどうかは考えておきましょう。

持家の購入は転居する前提で考えるのが無難

転勤等とは無縁だったり、転勤が問題にならない人はこの限りではありません。
家を買った途端、転勤になったという話はよく聞きます。
都市伝説のようですが、実際に憂き目にあっている人もいますので、自分だけは大丈夫と思わない方が良い。
家を買って転居する場合、賃貸に出すのか、売却するのか等々は考えておく必要はある。
となると、家を買う時に賃貸に出しやすいのか、リセールバリューも併せて考えた方が良いかもしれません。
ただ、家については人それぞれの価値観があるので、これが正解とは言い切れない。
一家で過ごす空間が欲しいなら、リセールとか関係ないですからね。

【個人の感想】転勤は社内転職

会社員時代、慣れ親しんだ部署からの転勤や異動は社内転職みたいなものだと感じた。
業務内容が異なればなおさらです。
転勤先で新たな業務だけでなく、人間関係等も築いていく必要がありますから。
在籍する会社や組織、給与体系等が同じなだけですので、社内転職と言って良いのではないでしょうか。
同じ会社に属しているから、共通言語は多い分、他社への転職よりはハードルは低いと思われるが。

【選択肢を広げておく】資産形成や転職活動はしておく

転勤するしないに関係なく、転職活動はしておいた方が良い。
ガッツリやらずとも、人材紹介会社に登録するなり、エージェントと面談位はしておくと良いかもしれません。
ちょっと抵抗あるなら、履歴書だけでも作るのがお勧め。
キャリアの棚卸ができますし。

万一、意に沿わない転居があって辞めたとしても、すぐに動けるでしょうし、決断もしやすくなるはずです。
余談ですが、無職になった後、以前登録していた人材紹介会社から頻繁に連絡が来ます。
まだ働く気はないので、放置プレイでやり過していますが。

当然のことですが、万一の備えや老後に向けた資産形成をしておくべきなのは転勤や転職と関係なくやっておくべきでしょう。
最初は資産形成をしておくだけでも良いでしょう。
  • この記事を書いた人

tamsio

氷河期世代の40代。JTCから中小企業へ転職後に精神を病んで早期退職。そのままリタイア生活に突入しました。 リタイアするための方法や生活改善、投資について語っていきます。

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