
今週は関税の発動と延期で株価が大きく変動しました。
こういう時はとにかく、市場で生き延びる事を第一に考えるべき。
大勝を狙うよりも、負けない事を重視するということ。
今週委は日本株式の売却を実施しました。
日本株式は決算発表がありますし、米国株式は決算シーズンです。
関税による来期以降のガイダンス(業績見通し)をどう見ているのか注視していきます。
併せて、米国債10年ものの金利が4.5%と急上昇していましたので、金利の動向も注目しています。
目次
国内株式・ETF(※通算損益率:+0.41%)
証券コード | 銘柄 | 株価 | 損益率 |
4755 | 楽天G | 774 | -14.00% |
1545 | ナスダック100 | 27,115 | -12.01% |
4676 | フジHD | 3,217 | 77.34% |
6457 | グローリー | 2,357 | -9.35% |
2936 | ベースフード | 571 | 11.96% |
6571 | キュービーネット | 1,083 | 2.65% |
4751 | サイバーエージェント | 1,105 | -2.64% |
245A | INGS | 1,985 | -5.48% |
2928 | RIZAPグループ | 212 | -13.47% |
1930 | 北陸電工 | 1,119 | -9.02% |
9067 | 丸運 | 396 | -13.35% |
今週は日本株式をいくつか売却しました。
売却した銘柄と利益確定と損失確定の率は以下の通りです。
国内株式・ETFの売却(損益率+16.8%)
銘柄 | 取得株価 | 売却株価 | 損益率 | |
1384 | ホクリヨウ | 1345 | 1340 | -0.4% |
1488 | 東証REIT指数 | 1745 | 1745 | 0.0% |
4676 | フジHD | 1814 | 3250 | 79.2% |
7011 | 三菱重工 | 2227 | 2480 | 11.4% |
7267 | ホンダ | 1440 | 1330 | -7.6% |
9067 | 丸運 | 457 | 397 | -13.1% |
トータル | 16.8% |
米国株式・ETF(※通算損益率:ドル建-11.7% 円建-5.6%)
銘柄 | 株価(円) | 損益率(円) | 株価$ | 損益率($) |
KO コカ・コーラ | 10,257 | 6.3% | $71 | 14.5% |
MCD マクドナルド | 44,498 | -4.5% | $310 | 4.1% |
MSFT マイクロソフト | 55,777 | -9.1% | $388 | -3.9% |
COIN コインベース | 25,200 | -32.8% | $176 | -27.9% |
NVDA エヌヴィディア | 15,928 | -13.6% | $111 | -7.7% |
KTOS クラストディフェンス | 4,773 | 15.6% | $33 | 22.7% |
AVAV エアロヴァイロメント | 21,011 | -12.6% | $146 | -7.3% |
VGK 欧州ETF | 9,806 | -9.3% | $68 | -3.8% |
PLTR パランティア | 12,715 | -12.5% | $89 | -8.9% |
CCIR コーエン・サークル | 1,594 | -13.9% | $11 | -10.0% |
EWG ドイツ株ETF | 5,222 | -8.8% | $36 | -4.7% |
TLT米国債券 ETF | 12,476 | -10.2% | $87 | -3.0% |
株価よりも金利の動向が気になる
4/11の米国市場はどうなるかと思っていましたが、結果として株価は上昇しました。
円建ての方が損失が大きいのは円高によるものです。
円建てでプラスなのはコカ・コーラだけですからね。
気がかりなのは米国債券の金利上昇です。
TLTは金利上昇に伴って、価額を下げてしまいました。
TLTは毎月の金利がドルで入金されるので、金利をチャリンチャリンと貰いながら時機を待つしかありません。
欧州は比較的下落がマイルドな気はします。
コインベース(COIN)は、まあ、しばらく寝ててもらいましょう。
【さらなる死地へ】来週の展望

狼狽売りせずに耐えた人へ
「絶望的な死地(暴落)を乗り越えた投資家ならば さらなる死地(暴落)も乗り越えられる!」
まあ、キングダムに登場する武将が語った言葉から引用したものですが。
こういう絶望的な状況でも市場で生き抜く事ができたなら、この経験を糧にさらなる暴落にも耐えられると思います。
関税は撤廃された訳じゃないし、また90日後に関税で騒ぎになりそうな気もします。
関税によって企業の業績に影響が出てくることは必至だし、インフレが再燃するやもしれません。
米国は決算シーズンが始まりますから、業績の見通しが不明だったり悪いようだと、株価が下がる可能性が高いです。
まだまだ、厳しい相場になると思われますので、生き延びる事を優先にしていきましょう。
銘柄を追加するなら、関税の影響が低い銘柄が得策でしょうか。
日本株式もその観点でポジション整理をしました。
※4/12の深夜にスマホ等の電子部品には関税を課さないとの報道がされました。
米トランプ政権 相互関税の対象からスマホなど電子機器を除外
敗者のゲームからの言葉を紹介します。
「長期運用に専念するために、日常の支出をまかなう資金を手元に常時確保しておくことは妥当」
名著