投資戦略 高配当

【ETFが最適解?】高配当投信のタコ足配当を回避したい

高配当の投資信託を買っていたのだが、パフォーマンスが悪く、全て売却(損切)しました。
VYM、SCHDの投信だったのですが、去年の11月頃に買った時は1ドル150円を超えていました。
VYM、SCHD自体のパフォーマンスは悪くなかったのですが、円高に振れたことによる評価損が出てしまった。
そのため、分配金が出てもタコ足配当が続きました。
この失敗を踏まえ、今後、高配当投資をするにあたって留意すべき点と、どんな投資先が良いのか検討することとする。

投資戦略 高配当

2025/10/7

【ETFが最適解?】高配当投信のタコ足配当を回避したい

高配当の投資信託を買っていたのだが、パフォーマンスが悪く、全て売却(損切)しました。VYM、SCHDの投信だったのですが、去年の11月頃に買った時は1ドル150円を超えていました。VYM、SCHD自体のパフォーマンスは悪くなかったのですが、円高に振れたことによる評価損が出てしまった。そのため、分配金が出てもタコ足配当が続きました。この失敗を踏まえ、今後、高配当投資をするにあたって留意すべき点と、どんな投資先が良いのか検討することとする。 タコ足配当を回避するためには 分配金が出ない投資信託を買う そんなの ...

続きを読む

分配金 高配当

2025/5/27

【人柱】楽天SCHD投信 25年5月もタコ足配当

楽天SCHDの分配金が出ました。 が、今回も特別分配金という、タコ足配当でした。 基準価額が低いので、今回もそうなるだろうなと思ってはいました。 人柱としてタコ足配当の明細を共有します。 今回と前回(2月)分配金の明細 今回のタコ足配当(前回より減額) 前回2月のタコ足配当 赤く囲った部分は元金の払い戻しとして記載されています。(金額は伏せてあります。) 分配金は再投資しているので、このまま放置することにしています。 投資先の「SCHD」ETFとドル円 直近半年のチャート 投資先は半年で12%減(分配金除 ...

続きを読む

インデックスファンド 分配金 高配当

2025/4/21

【下落耐性】S&P500インデックスと高配当投資信託の比較

株式の詰め合わせパックである高配当株式の投資信託とS&P500の株価指数に連動した投資信託を比べてみた。一般的に高配当株式はディフェンシブ銘柄が多く、大きな成長が見込めない。既に成熟しており、高い配当を出す企業が多いのも特徴。また、比較的、景気に左右されにくく、業績の変動が少ないと言われているため、ディフェンシブ銘柄と言われるゆえんでもある。下落局面でも株価の下落幅が少ないとも言われている。 高配当投信(VYM、SCHD)とS&P500を比較 SBI・SCHDの投信が2024年12月20日以降に運用開始の ...

続きを読む

分配金 高配当

2025/3/26

【分配金無】SBI・S・米国高配当株式ファンド(SCHD)

SBI・S・米国高配当株式ファンド(SBI・SDHD)の決算日が3/19だったが、今回は分配金の支払が無かった。楽天・SCHDはタコ足配当だったが、SBI・SDHDも同様の結果になりそうだと予想はしていたから、驚きは無かった。下手にタコ足配当しないだけ良かったというべきか。 分配金カレンダーの一覧にファンド毎の分配金が掲載されている。 【当然】分配金が無いのは、設定以後、基準価額が下がっているから 設定来、最初の決算日時点で基準価額が10,000円を切っている。集めた資金が減っていたという事になるので、分 ...

続きを読む

分配金 高配当

2025/3/9

2月の米国債・高配当投資信託・MMFの分配金と再投資

現金で寝かしておくよりは良いと買っておいた米国債や高配当投資信託、MMFについて2月は米国債、高配当投資信託、ドル建MMFの分配金が入金と再投資された。明細を見て判明したことがあります。ただ、SCHDの投資信託はタコ足配当だったが、一応載せておく。 米国債利子(半年毎で年利4%)と米国債ETF(TLT)の分配金 米国債利子の支払い日は2月末だが、口座への入金は4日遅れ(2営業日後) 米国債そのものは外国税は徴収されない 取引明細の画像を見ると、「外国源泉徴収税額」が0円になっている。 米国債に外国税が徴収 ...

続きを読む

目次

  1. タコ足配当を回避するためには
    1. 分配金が出ない投資信託を買う
    2. 【疑似的な分配金】分配金が出ない投資信託を定期売却設定する
    3. 【タコ足配当なし】直接ETFを買う
  2. インデックスファンドを定期売却設定するのも手
  3. 分配金が出る投資信託を選ぶ際の注意
  4. 正解は無いので、各人のスタイルに合わせて選べば良い

タコ足配当を回避するためには

分配金が出ない投資信託を買う

そんなの当たり前だろ、と思うかもしれませんが、下記のような分配金が出ないものを買うのも手です。

高配当投資信託でも、分配金が出ないものがあります。

ファンドの投資先からの配当金はファンド内に留保しておくので、分配金は出ません。ファンド内で再投資されるって事です。

タコ足配当は出ようがないですし、注意すべきなのはファンドが償還されるリスクです。

右2つの「楽天・シュワブ・高配当株式・米国(資産成長型)/楽天・SCHD(資産成長型)」、「楽天・高配当株式・日本ファンド(資産成長型)」は純資産が3~9億円程度しかない上に、運用して1年未満ですので、様子をみた方が良いかもしれません。

ァンド名/
愛称
SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド/SBI・V・米国高配当株式楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド/楽天・VYM楽天・シュワブ・高配当株式・米国(資産成長型)/楽天・SCHD(資産成長型)楽天・高配当株式・日本ファンド(資産成長型)
運用会社名SBIアセットマネジメント楽天投信投資顧問楽天投信投資顧問楽天投信投資顧問
純資産33,935百万円28,431百万円963百万円345百万円
直近分配金0000
信託報酬等
(税込)
0.12%0.19%0.12%0.30%
総経費率
(基準日)
0.09% (2024年07月11日)0.16% (2024年07月16日)----
運用年数4年7年0年0年

【疑似的な分配金】分配金が出ない投資信託を定期売却設定する

ネット証券であれば、投資信託を一定の割合や金額で取り崩す機能がありますので、それを活用するのも良いですね。

これなら、疑似的に分配金を受取ることができます。

SBI証券ならば、定額しか取り崩せず、NISA口座にある投資信託は定期売却すらできないようです。

楽天証券は定額、定率どちらもできるだけでなく、期間も指定でき、NISA口座も設定できるようですので、かなり柔軟です。

楽天証券の投資信託は既に売ってしまったので、サービス概要を抜粋しました。

【タコ足配当なし】直接ETFを買う

いちいち、定期売却せずに、分配金を受取りたいならば、ETFを買うも良いです。

ETFの分配金はタコ足配当を出せないようになっています。

投資先からの配当を分配金として貰う事ができます。

米国ETFならば、VYMやSCHD、東証の高配当ETFでも良いと思います。

米国ETFについては為替変動リスクは認識しておいた方が良いでしょう。

インデックスファンドを定期売却設定するのも手

疑似的な配当を貰うならば、インデックスファンドを定期売却設定してしまっても良いかもしれません。

これはこれで、ありですね。

主に、老後資金に充てるのが目的になろうかと。

自分の場合、NISA口座を取り崩す予定は一切ありません。

分配金が出る投資信託を選ぶ際の注意

  • タコ足配当のリスクは想定しておく→買った直後のパフォーマンスが悪いとなりやすい
  • 販売されたばかりの投資信託は避ける→実績が無いし、様子を見てからでも遅くない
  • 純資産額が少ない(100億以下)は避ける→償還リスクは極力さけたい
  • 分配金を貰うのは、小さく利確しているのと同じ→タコ足配当でなくても、配当に税金がかかる。タコ足配当は課税されない。元本の払戻だから。
  • 配当を再投資しても、税引き後の分しか再投資されない

正解は無いので、各人のスタイルに合わせて選べば良い

いくつか選択肢はありますが、正解はありません。

インカムが欲しいならば、分配金が出るものやETFを買えば良いし、タコ足配当を敬遠したいなら、分配金が出ない投資信託を買えば良い。

タコ足配当を避けて、分配金を受取りたいなら、ETFが最適解かなと思います。

インデックスファンドを定期売却も悪くないと思いますけどね。

高配当投資をする際は、注意して検討する所存です。

  • この記事を書いた人

tamsio

氷河期世代の40代。JTCから中小企業へ転職後に精神を病んで早期退職。そのままリタイア生活に突入。リタイアするための方法やライフハック、投資について語っていきます。

-投資戦略, 高配当
-, , ,