
いよいよ、休職生活が始まった。
ただし、退職することを前提とした休職生活であり、勢いで休職したようなもの。結局、勢い余って退職することになるのだが。
これは休職と同時に、自分の人生をリスタートすることを意味する。
今回は休職後の過ごし方等をお伝えします。
目次
【抑うつ状態】心理テストの結果
休職してから1週間後に診療内科へ再受診した。
相変わらず、待合室は満室であった。
診察を待っている時に、初診時にやった心理テストの結果を知らされた。
抑うつ状態という結果だった。
「適応障害」・「抑うつ」
いざ、結果を目にすると、自分は精神疾患なのだという現実を突き付けられた。
診察時に、休職後の体調や過ごし方を伝え、聞きたい事があれば質問したりした。
質問内容は、ストレスの原因から離れるとか、体を動かした方が良いか、という内容でを質問しその通りにした方が良い旨の回答を貰った。
まずはストレスフリーに
休職して1~2日は何もする気が起こらなかった。とにかく、ストレスの原因となるものから離れることを優先した。
仕事の事は考えないように努め、あとは職場で何とかするだろうと思うようにした。実際、1人いなくなったところで、会社は回るものと割り切るようにした。
その辺の采配は会社が考えることで、そのために社長や重役がいるのだから、気に病む必要はないと思います。
ストレスフリーにするといっても、何もしなくても良いし、やりたいようにやれば良いと思った。
自分がやりたい事ならストレスは溜まらないが、あまり急ぐと焦りに繋がってストレスになる。だから、やりたい事をゆっくりやっていけば良いです。
資格試験の勉強とリタイア生活
ある資格試験の勉強をしていたが、これも止めた。勉強自体ストレスの元になるから。一度止めたところで、試験は逃げていかないし、勉強することで回復が遅れてしまっては本末転倒である。
思い返せば、資格を取る事によって、自由な働き方や生活を手に入れたいというのが本来の目的だった。
突然休職生活になったとはいえ、既に自由な生活に近い状態ではないかと。転職するかどうかは別として。
であれば、心身の回復を遅らせてまで資格試験の勉強をする理由は無くなった。
ただし、心身が回復し、挑戦したい気持ちが出てくれば、試験の勉強に取り組む所存。
資格試験はその資格の存在が無くならない限り、逃げることはない。
休職中に一番気を付けたこと
ストレスフリーにすると言っても、24時間家に籠っているのは、逆にストレスを溜める原因となる。
一番気を付けたことは次の3つ
- 運動
- 食事
- 人と会う
運動
早速、ジムを契約し、2~3日に1回はジムで汗を流すようにした。といっても、ジムガチ勢ではないので、簡単な筋トレとランニング位しかやっていない。
加えて、日中に散歩をすることを日課にした。色々調べていたら、日光を浴びて散歩をすると効果的らしいとの事。
YouTube等を聞きながら、散歩すれば家で視聴するよりも健康的なのでお勧めです。
食事
必要な栄養素を摂取しながら、コストを抑えることを重視した。ここ3~4年位、節制に努めていたので、それほど抵抗は無かったが、外食は殆どしなくなった。
自由過ぎるが故に、食生活は乱れがちになるのが怖かったので、気を付けた。とは言え、週1、2回は好きなものを食べても良いと思う。
あまりストイックに過ごしてもストレスの元になる。この辺のバランスは難しいところ。
食事は、別途記事としてお伝えする予定。
人と会う
いくら運動や食事に気を付けていたとしても、結局自分1人で完結してしまうし、どうしても社会からの疎外感は否めないし、思考も自分中心になりがち。
それが心身に悪影響を及ぼす可能性がある。
そこで、友人知人家族等と会って食事をしたり、飲み会をやったりした。
食事のバランスやアルコール摂取を考えると、せいぜい週1回程度に留めた方が良いと思う。
休職しているのにそんな会食をして良いのかと思われるかもしれないが、ストレスの根源を絶てれば良いのであって、会食することで心身の回復に寄与するのであれば、全く問題ないと思う。
まあ、会食等をするならば、職場の近くは避けた方が良いとは思う。
下手に職場の人や取引先の人に見つかったら、仮病と思われて不利になる。
休職した事については家族であっても一切話さないようにした。家族同居なら、難しいかもしれないが、中には仕事している体で貫いたという猛者がいるらしい。
独身ならば聞かれたとしても、適当に答えておけば良いと思うが、人間関係によっては話さざるを得ない場合もある。会う人は選んだ方が良いかもしれない。
退職後の健康保険はどうする?
退職を視野にいれた休職をするとなると、国民健康保険又は任意継続保険のどちらかを選択することになる。
何やかんや言って、国民皆保険制度には助けられているし、高額医療費の上限も設定されている。まあ、高額医療費の制度は改悪されたが。
リタイア後の社会的な立ち位置は「無職」である。そんな超絶不安定な身分かつ、いつお世話になるか分からないならば、万一の備えは必要不可欠。よって、国保未加入(正確には未納か)の選択肢は無い。
とはいえ、退職後のの国民健康保険は非常に高額であるが故、手痛い出費であることには変わりない。
そこで、次回は任意継続保険との比較検討、無職で国民年金へ加入する必要性を検討することになる。