4月のトランプ関税による株価暴落があったものの、その後は株価が復調してきています。
過去1か月で見ると、S&P500指数は11%も上昇しており、この流れに乗っかてやろうと買い進むのは危険。

そんな風に思っていたところ、米映画業界「100%関税」巡り困惑広がる、トランプ氏関係者と会談へ等のニュースが飛び込んできました。
また、トランプ大統領は日本に対して、トランプ政権 自動車部品にも25%の関税発動 日本への影響懸念といった、ネガティブなニュースも出てきました。
これらのニュースは株価にはネガティブな情報であり、楽観視してあまり買い進めない方が得策。もっとも、関税の話は交渉中であり、追加関税が無くなった訳ではないですからね。
大きく下落した時に買いにいけるよう、買付の資金は常に残しておく事です。
乗り遅れまいと資金があるだけ株や投資信託を目一杯買う人も多いと思いますが、やるべき事としては、自分で決めた定期積立と資金管理が肝要と思います。
株価が下落しても良いように、生活防衛資金等はしっかりと確保しておくと、株価が安い時に資金を売らずに済みます。それが、精神面のゆとりに繋がります。
どうしても、現金では嫌だというなら、個人向け国債や米国債に資金を入れるのもありです。私は両方持っています。
ただ、個人向け国債は買ってから1年以上経過しないと換金できず、米国債は為替リスクが伴いますので、そのあたりの資金やリスク管理が必要なのはいうまでもありません。