
5/29早朝、ビッグテックの本丸であるエヌヴィディア(NVDA)が決算発表を行います。
のコンセンサス予想は以下の通りです。()内は前年同期比の増減です。
※5/29訂正 前回2024年11月~2025年1月は実績です。
今回2025年2月~4月予想 | 前回実績2024年11月~2025年1月 | |
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423億ドル(+62%) | 393億ドル(+94%) | |
0.85ドル(38%) | 0.89ドル(+69%) |
目次
米国株のスーパースターであるエヌヴィディア(NVDA)
著名人に置き換えると、スーパースターと言って良いエヌヴィディアです。
当然市場からの期待は大きく、決算シーズン終盤に出てきますから、もはや大トリ的な存在。
そんな銘柄だからこそ、決算クリアは当然として、予想をどれだけ上回るかが注目(期待)されています。
メジャーリーガーの大谷選手がヒットやホームランを打つのは当たり前で、何本打つか期待をするように。
凡打が続けば、当然ガッカリされます。
決算クリアは当たり前、予想をどれだけ上回るかが期待されている
エヌヴィディアはここ数年、決算クリアしたうえで、予想を上回る決算を叩き出し続けてきました。
だからこそ、株価が異常なくらい上昇し続けてきた訳です。
エヌヴィディアの前回の売上は前年同期比+94%、今回の予想は+62%になっています。
これをクリアするのは当然と考えられているでしょう。
決算をギリギリクリアした程度だと、市場はガッカリして、株価が下落する可能性が高いです。
だって、当たり前のことをやっただけだから。
高い株価は、既に市場をどれだけ上回るか期待されたものになっています。
期待が剥がれたら、どうなるか。
株価は良くて横ばい、ひどい時は大きく下落することだってあります。
【下がった時を狙う】エヌヴィディアの投資戦略
基本、買わずに様子を見る。
市場の期待が高すぎるので、どういう決算なら期待以上かは分かりません。
そもそも、決算予想の数字自体、ハードルが異常に高いです。それを上回って市場がどう反応するかは全く読めません。
関税の影響だってどうなるか分かりませんし、来期以降の業績予想をどうだすのかも分かりませんしね。
決算クリアで株価が下落→10%以上下がれば買いを検討する。全然買い急ぐ必要ない。
決算クリアできなかった→暴落しても買わずに次回決算を待つ。この場合、エヌヴィディアはオワコンなどと言われるでしょうね。
個別株が怖いなら、インデックス投資で平穏に過ごし、エヌヴィディアの決算発表を見届けるのも一興かと。
